誰かの影を踏んで 鬼を誰かに渡した 役割のない俺の 脳内は自由が満たした すぐさま夏が歌って 君はどこかへ消えた めくる漫画の1ページの 速度感で塗り替えてしまった 記憶の中 右手右足 左手左足 ギターと君が・・・ (?) 今踏みしめた路上が 次の一歩も受け止めてくれんのかな 自分一人信じられない なんてね 信じらんない・・・ 歪んだ蜃気楼に足音 木霊して 感情が震えだす ねえ どうして どうして 思い切り生きるほどに 死にたくなんの? 心臓より少し重たいりんご バク バク バク ねえ どうして どうして あからさま過ぎたんだ 都合良すぎる世界が 瞬く間に 瞬きの間に 瞼の裏側 イライラさせやがって 俺の世界はここだ 息を吐き切るように 生き切ってしまえ 御冥福なんか祈らないで 君と 君から 君との 君は今 君ってどこに? ねえ 通して 通して この先に いるのでしょう 空のその向こう 感傷がこの夢を覚ませた バク バク バク ねえ 通して 通して 心が体で切り裂き合っている 小さくなってしまう 「もう少し生きてみよう」 誰かにとってのそれが 俺にとっての君なら 生きてほしい って言うだろうね 重なっていく ふしぎ チラチラする Flick Street 重なっていく Flick Street グラグラする? Flick Street 大丈夫だよ Flick Street 信じて Flick Street 信じて Flick Street ねえ どうして どうして 思い切り生きるほどに 死にたくなんの? 心臓より少し重たいりんご バク バク バク ねえ どうして どうして 脳みそのどこをとっても 偶然強くなった部分は無い 「君がいないから! 君がいないなら!」 自分を切り付けた憂鬱は 俺に唯一ある 誰かの痛みに気付く勇気に 変わりますように