水槽の中なら まだ少しは 深い呼吸ができる 水泡の花なら まだ少しは 深い呼吸ができるから すり抜けた季節と 映り出た 曜を消して 流れ着く頃には もう 霞んでしまう 限りある 今日に ずっと 佇んでた 突き刺さる 現実に ずっと 溢れ出してたのは 水泡になりきった そっと 紛れ込んだ 涙も見えぬまま 降りかかる 劣等に ずっと ただ 幻日を抱いて 「違うよな」甘い哀でまぶして 濁りきった 水槽に焼ける音 「灯を消して」溢れ出してたのは 降り注ぐ 月光に そっと 照らされるように 死角から 泡の花で隠していた まだ あなたは覚めぬまま 擦り切れた 期待と 映り出た 曜を消して 書き留めた言葉は もう ずっと休んでいる 余りある 今日に ずっと 佇んでた 辿り着く 現実に ずっと 流れ込んでたのは 水泡になりきった そっと 紛れ込んだ 涙も見えぬまま 降りかかる 劣等に ずっと ただ 幻日を抱いて 「違うよな」甘い哀でまぶして 濁りきった 水槽に焼ける音 「灯を消して」溢れ出してたのは 水槽の中なら 水槽の中なら 水槽の中から 水泡の花になれば 降り注ぐ 月光に そっと 照らされるように 死角から泡の花で 隠していた まだ あなたは覚めぬまま 溢れ出してたのは