雨の日だというのに君はなぜか 嬉しそうな顔で僕を見る 気になってたカフェはまた延期だね 残念がる僕に君はまたニコり あのさほら最近全然ゆっくりと 触れ合えてなかったよね 恥ずかしそうに目も合わさず 呟く君に 胸が熱くなった 強く抱き寄せ目を閉じ時を止めた 降り続く雨 六畳一間はとても窮屈で 二人で過ごすには狭過ぎる いつか広い部屋に引っ越そう 何も変わらぬまま二年が過ぎてた いつの間にか当たり前の海に溺れ 変わる事を忘れてた それでも僕を信じ続けてくれた君に 何ができるだろう やっと気づいて腕を解くと君は ニコッと泣いた これからの事二人で話していこう この狭い部屋で まだ外は雨