海岸線 ふわり浮いた 麦わら いたずらな風 夏の日の空 放物線 描き落ちた 足元 駆け寄ってくる 優しい声が 形にとらわれて 壊してばかりいたけれど あきらめたくはない 高鳴る鼓動重なる過去を 今解き放て 言えなかったこの想い 伝えよう君へ 寄せて弾ける泡のように 溢れぬよう 届けよう 入道雲 ふわり伸びた 夕方 投げた炭酸の ボトルのようだ パレイドリア 映る顔が 思い出させる 傘は持ったかな? 一雨来るな 野ざらしで濡れた思い出も ぎゅっと握って 離さないよ 言えなかったこの想い 伝えよう君へ 寄せて弾ける泡のように 溢れぬよう 届けるよ