季節は巡って 桜も散り始めたって言うのに ここだけポツリと 君との時間が止まったまま いつも通り 改札抜け 満員地下鉄 否応無く 動き出す 身体に置き去りにされぬように 「ほら大丈夫、 あなたは出来るよ」って 未だに君の言葉に背中押されて ギリギリの今日を 明日に繋げて サヨナラってちゃんと言えるように いつもそうだ守りたいのは 結局外面アベレージ 少しずつ薄れ忘れてく それが進むって言うこと? 長いトンネル抜けた先に 差し込む遮光が 仕方ないなと諭すように 冴えない僕を照らす 「ほら大丈夫、 あなたは出来るよ」って 未だに君の言葉に背中押されて ギリギリの今日を 明日に繋げて サヨナラってちゃんと言えるように 始まりのドアを開く