喜怒哀楽は二人のしらべ 眠れないならレコードを回そう やさしい声は眠りのすすめ ずるい心を裸にすれば 鼓動のリズムできっと分かるから ベランダに広がるネバーランドへ 遠く 遠く 君が見えなくなるまで 季節を越え いつかまた出逢えるまで 静かな蝋の篝火は揺れて 窓の外には君を乗せたバス … ユートピアに向かうのさ 孤独の在り処はきっと心さ 傷ひとつないけど 痛い気がして嫌んなるよ 虹色のその眼を瞬いたら 遠く 遠く 君が見えなくなるまで 季節を越え いつかまた出逢えるまで リラ ねえリラ 君が見えなくなるまで 本当は小さな背中が愛しいよ