遠い街へ唄っている 聴いてるのは笑顔の写真 そばで抱きしめるためには いくつ駅を恨めればいいの 寄り添う恋人たち ふと目にするたび 君を胸に抱いて歩いた 今君は何を見て誰を思うの 会いたいよ会えないよ 絡まってばかりの二人だよ 「遠くてもそばにいる」そんな言葉は 会いたいと思う気持ちには 遠く届かないよ 君の部屋は優しかった 外の風が痛いときほど メッセージを繰り返して 目を閉じれば君が笑うよ ベランダに出て星を眺める気持ちも 離れてなきゃ分からなかった 今君はこの夜を通り過ぎるの 僕はただ刻み込む 時計の響きと闘うよ 寂しさを紛らわす 音楽も灯りも 会いたいと思う気持ちには とても届かないよ 今君は何を見て誰を思うの 会いたいよ会えないよ 絡まってばかりの二人だよ 「遠くてもそばにいる」そんな言葉は 会いたいと思う気持ちには 遠く届かないよ 「会いたいよ」 夜空に飛ばして君に届くように