残された まっ白の中に ぼくは ぜんぶ 今までのこと思い出した 笑ってた やつら 生きていた 自分のこと 本当に今は どうしようかなって思っているんだ 隙間の感覚を拾い集めて ぼくは ひとつのやり方を 今は見つけ出そうとしている 何がいちばん悲しいって この心は もう1ミリも動かないのさ きみは生きていて いつか ぼくの胸に届いて ここから一歩も動けないさ どんな術も もうやりつくしたのさ 何が悲しいって この心が もう どうにもならない 遠くまで 見渡した とりあえず そうしてみた そこにある 匂いを 吸いこんだ 今できるのは そのくらいだった