僕が脚本を書いたなら こんな筋書きにはしなかったな 僕が脚本を書いたなら きっと今とは違う未来を 描いただろうな 僕が脚本を書いたなら 不安の数だけ幸せを満たそう 僕が脚本を書いたなら シワの数だけ増えるストーリーを 描くよ 「ヒロインは君にしよう」 「主人公は僕にしよう」 「引き立て役も作ろう」 馬鹿な絵空事ばかり並べてた ドラマチックじゃ ロマンチックじゃ なくたって君がいてくれたら 他に何もいらないから そばにいて そばにいて 幻に変わってしまうのなら 日々も 今も いらないから 脚本通りのエンドロールを 今もひとり探してる もう何回このシーンを見たのだろう もう見たくもないのに 二度と見たくもないのに ワンシーンを飾った僕は 君の何だった? いつか聞かせてよ 続く話のどこかで ドラマチックじゃ ロマンチックじゃ なくたって君がいてくれたら ドラマチックじゃ ロマンチックじゃ なくたって君がいてくれたら 他に何もいらなかったんだ ただありがとう ただありがとう こんなにも苦しく想うほどの 日々を 意味を 胸にしまって 約束通りのハッピーエンドを 今はここで眺めてる 脚本のないストーリーを 今はふたり歩いて行く 君が脚本を書いたなら エンドロールで3つ目に名前を 載せて欲しいな