愛情だけじゃ飯は食えないし 愛情のない飯は食えたもんじゃない ひとつふたつみっつよっつ 歳を重ねて 捨ててはまた拾う机上の空論 忘れ物の数も忘れて 忘れてたことも忘れて 残りを幸せって名付けて そんなものだけでも笑ってた 隣の芝は青く見えちゃうし 「そちらこそ」って言われたら 堪ったもんじゃない ひとつふたつみっつよっつ 嘘を重ねて 諦めた自分を正当化した 泣きながら捨てたものもあったな それは今誰が拾ったかな 忘れ物の数も忘れて 忘れてたことも忘れて 残りを幸せって名付けて そんなもんかなんて泣いてた 本当はわかってるんだ 胸の奥で叫んでるんだ 捨てた数より拾った数だって 本当は震えてるんだ 胸がはちきれそうなんだ 幸せってもの数え始めた 拾ったものは誰か捨てたもの それは誰か違う人の夢だったりした 気付けばこんなにたくさん拾ってて 数えきれないほど叶っていて ねぇ君はどうだい 宝物の数を教えて 捨ててきた数も教えて 君はもうわかっているはずでしょ 幸福に妥協はいらない 結末だけじゃ誰も笑えないし 内容の無い人生じゃ 死ねたもんじゃない