眠りたい夜がきてくれることを 願っていた みぎ ひだり リズムを打って 転がる音を立てた たとえば 夢みたような ハチミツとハーブの飴玉 溶けだして 包み込んでくれたらな 落ちてゆくように 感じたいけれど感じられない ずるい ずるい ドロップ ずるい ずるい ドロップ 眠れない夜がきて過ぎる今日を 眺めていた のび ちぢみ 口笛を吹いて蛇と遊んでいた たとえば 夢みたような ミルクとバターのマグカップ 真夜中の台所 きっと 暖かくなれるさ 落ちてゆくように 感じたいけれど感じられない ずるい ずるい ドロップ ずるい ずるい ドロップ