部屋の端々に置いていた理由に、 吸い込み損なっている時間に、 褪せた緑の背表紙に、 乾きくたびれ萎れる興味 孔雀の羽みたいなデータ 2度とは!と叩きつけちゃった イメージはグシャグシャのままで 見限った 残った意外なパラメータ 要は雰囲気でも、 電波みたいなものでも バレないように アクリルみたいにひとつひとつ 確かに馴染ませて 脳波、重なっている空気、 取り乱し始める 消えないようにコピックも使って、 ピカピカやけに眩しい 傾げすぎていた色遣いについ 混み合ったままのミラージュ さきのさきまで祈るように、 つんざく景色-5dB メーヴェで雲の中へと進んで、 やれやれと拭い飛び去った 非常時アーハーツェー しばらくして見破って、 残った宝物みたいな音 要は雰囲気でも、 電波みたいなものでも 枯れないように もう会えない人みたいに ひとつひとつ静かに抱きしめて 脳波、重なっている空気、 取り乱し始める 爆ぜないようにパースを変えたら、 キラキラやけに眩しい ウォーターフォード 窓の外の俺の体は、 ほとんど力のない陽を、 使うだけで滲んでぼやけた朝を、 吸い込むのだ 要は雰囲気でも、 電波みたいなものでも バレないように アクリルみたいにひとつひとつ 確かに馴染ませて 脳波、重なっている空気、 取り乱し始める 消えないようにコピックも使って、 ピカピカやけに眩しい