木蓮の雨に にじんだ街角で ずぶ濡れの心 あなたを呼んでいる あゝ もし私がここで死んでも そうあなたはきっと 振り向きもしない 恨むほど 憎むほど 恋は胸を染めて 一輪の悲しみだけ 赤く咲いてる <♪> 黙恋(もくれん)の花は あなたを待ちながら 運命(さだめ)という名の 夜風にふるえてる あゝ 捨てるほどの愛でもいいの ねぇ優しい腕に 抱かれたかったよ うばいたい この肌で 恋は熱く乱れ 幸せが蕾のまま 雨に枯れてく 恨むほど 憎むほど つのる想い抱いて 一輪の悲しみだけ 赤く咲いてる 一輪の悲しみだけ 赤く咲いてる