星屑を 纏ったビルかき分け 限られた "今"を貪った 気づいたら 此処までたどり着いていた 「泣かなくて えらいね」って褒められた 「ひとりでも 君なら大丈夫」 なんとなく 私もそんな気がしてた 浮腫んだ闇が 胸をザワつかせる 早く 明けてよ 不意に あの人のことが浮かぶ 優しい音 あなたの音 心がほどけてしまう 強くいなきゃ 強くいなきゃ 抵抗してみるけど 息が止まりそうだ 過去なんて 未来次第で変わる 罪なんて 美談にさえ成る 不確かな この瞬間の価値を知る 夢を描いた あの小さな部屋 今は 駐車場らしい 不意に あなたも消えそうになる 切ない音 確かな音 夢がぐらついてしまう 泣いちゃダメだ 泣いちゃダメだ だけどあなたの前じゃ 制御ができないんだ ずっと抑えていた 幼いわたしが そのリズムに 合わせて無邪気に歌うの 優しい音 あなたの音 心がほどけてしまう 強くいなきゃ 強くいなきゃ 抵抗してみるけど…あぁ… 消えない 確かな音 夢がぐらついてしまう 泣いちゃダメだ 泣いちゃダメだ だけどあなたの前じゃ…あぁ… 一粒おちた 心が止まらない 制御ができないんだ