笑いながら泣いていた 傷跡すら擦り減った 上手く生きていけるための 嘘を 抱えたまま歩いては 戻れない日々嘆いてた 間違えだけ積み重ねる今も かざした両手は まだ何もつかめはせずに 愛と寂しさが 同じ場所へ生まれてる 心臓の音が 星に火を打ったときに 生まれた歌を覚えていた 僕らはまだ何者でもなくて 世界もまだ何色でもなく もがきながら 見つけたあの色は 何も迷いない綺麗な黒だった お姫様にはなれなかった でもガラスの靴では コンクリートの道は 走れなくて 魔法使いもなれなかった でも僕らのこの歌が いつか誰かのこと救うのかも かざした両手は まだ何もつかめはせずに 形を変えて存在を否定する 心臓の音が 星に火を打った時に 生まれた歌がスーパーノヴァ 僕らはまだ何者でもなくて 世界もまだ何色でもなく 足りないものばかりだ いつまでも なのに いつも失くすこと怖かった どこまででも 自由になれた夜に この場所から どこへも行けずに もがきながら 見つけたあの色は 全てを創り出す 始まりの黒だった 諦めを知るために 生まれてきたんじゃない 生まれてきた意味を知るため僕は 諦めを知るために 生まれてきたわけじゃない 僕らはまだ何者でもなくて 世界もまだ何色でもなく 足りないものばかりだ はじめから なのに いつも失くすこと怖がって どこまででも 自由になれた夜に この場所から どこへも行けずに もがきながら 見つけたあのいろは 全てを創り出す 始まりの黒だった