水色の風が通り雨に濡れて ふとあの日の街を思い出しました 当たり前の様に季節は流れて 黄昏に染まるそういつかと同じ空 ただ重ねる 何度も掲げた僅かな言葉 いつの日か私も 君も終わってゆくから 残された日の全て心を添えておこう 灯る火の果てに 世界の始めに聴いた事がある 耳鳴りはいつかの そういつかの唄だった 見上げればあの丘の向こうに 何回目の太陽だろう? 憶えてゆけるかな? 与えられた日の全て 心を添えておこう 昇る陽の果てに 無くした本当は透明な罪の上で それでも世界は透明な火を灯して 何度も掲げた僅かな言葉 いつの日か私も 君も終わってゆくから 残された日の全て心を添えておこう 何回でも陽は昇る遠くへ唄を乗せて