Track byr-906
ふっと香った 東風が くるり、くる、くる 渦を巻いた 隣で ふと気づいた きみの声だ ひゅるり、ひゅる、ひゅる 歌の様だ 春が来るな 雪が隠す声 どうか聴かないで 体震わせ 枯れた枝先で じっと待つ 耳はふさいでる 透ける、透ける 月の影 じっと待つ 影がのびていく 明ける、明ける 息をする 雪がまぶしくて 君が懐かしくて 体震わせ 蕾む枝先で ふけよ東風 君の隣まで 歌も織りこんで 心解かすまで