いつから 溢れてた 約束も 忘れずに 口ずさむ いま 聴こえている 泣いている 落莫と その声は よく似てた 誰か まだ ひとりみたいに 浦に 置き去りの音と いつまでも 踊る その日が訪れるまで 待ち続けて 触れないまま 閾越しにあなたが 増えていく 会えないままの日々に 別々の傷の位置を 歌にして 麦の星のかなたに 知らないのに ひとりごとがたしかに 聴こえたら 繰り返す こどもみたいに 部屋に 置き去りのままで いつまでも 抗う 夜にひとりじゃないと思える限り いつから 触れないまま 溢れてた 閾越しにあなたが 約束も 増えていく 会えないままの日々に 忘れずに 歌にして 口ずさむ 麦の星のかなたに いま 知らないのに ひとりごとがたしかに 聴こえている 見えないまま 泣いている 蔀越しのあなたが 落莫と 満ちていく 語り続ける僕らは その声は 瓜二つ よく似てた 誰か 涙 流れる星みたいな 短さで すぐ いなくなってしまうのに 手を取り合った ふたりみたいに 言わせて 触れないまま 言えるから 瞳越しのあなたに 会いにいく 落ち着いたら いまでもまだ思ってる? あの星を 見てるから 目印に 迷子のままでいいから スピカ! 誰何! 何に泣き いま 何に呼ばれているんだろう まだ 光 届いて 笑って 振り返る そのままで 鏡越しのあなたを 隔たって しまいには なんにもわからなくても 消えないよ 覚えてる 目元だけ 誰にも隠せないから 探す 知らないのに ただ この足取りを向けて まだ 歌を続けて