瀛を 憂いを 砕いたのは石ころ 遺詠を届けたのは誰だろう そこからは見えなくても ここにはある色 選んだ青じゃないから みだしにいこう 連星が 幽霊が 再生を願い 踊る 黎明よ、泣いているあなたの窓に 見失う 日々の呼吸 どこかに気管支を探してる 傷付くよりも多くは癒えないまま 疲れ果てた身体で どれだけおおきな声になる? 涙も言葉も足りないでいるよ でも 聴いているよ 何にもないけれど 友達でいたいから 灰に溶けてもそばに 誰より近くに 波間の影は仲間外れ 滲み出す夜に逃げ出して 焦げてく芯の正体が 恋だなんて言わないで 鬩ぎ合う生の途中 どちらでもないけど ただ叫ぶ あなたが歌うなら 少しだけ重ねるよ 今 声をかりて 待っていて 無限も羽根もないけど 超えていくよ