Track by平川地一丁目
祭りの音がする 線香とクーラーの効いた部屋で一人 いつもの静けさに戻るのを待つだけ 何もかもに慣れた 夏には秋を待ち 冬には春を待ってる 好きな季節がいつだったか忘れた 夏の風を部屋に招く 少しばかり子どもの頃 思い出した 人混み掻き分けて 待ち合わせの場所に 僕が間に合わずに 大きな音を立て花火が広がった 君の寂しい顔 あれから何年も経つのにまだ考える あの日間に合えば何か違ったかな 夏の風が時を戻す 君は今年どこで花火 見るだろうか