君が転ばないように いつも後ろから 僕が支えるよ 小さく倒れそうな背中でも どこか逞しさを 感じさせる 子どもの君に 未来を預け 僕の手から 離れるその日まで いつか僕の思いが 記憶となって 君の一部のように そばに生きるように 目蓋閉じれば いつも笑えるような 今を 君が無くさないように そのまんまの宝物を 箱にしまっとくよ きっと時の中でいくつも 新しいものが 待っているけど 大人の君が 振り返る時 大切なこと わかるはずだから どうか君の世界が 色に溢れ 悲しい涙のときも 虹がかかるように 一人のときも 心を賑やかして 欲しいから 君の声が 鳴り響いた 果てしなく遠い向こうから その瞬間から 全てを越えた いつか僕の思いが 記憶となって 君の一部のように そばに生きるように 僕の全てを 今重なる両手に 送るよ いつか君の思いが 彼方にまで 届け 廻る命の 源となって どんな未来のなかも 見守っているから 此処から