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大仏ビーム

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  • 2021.12.04
  • 4:06
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歌詞

それは100年後か明日かもしれない 日本の元年 ヒトは死に絶えて 大仏が組む脚をほどき踊る楽園 青白く発光する雑踏 これが時代の大団円 サブリミナル的に訪れるのは 紫外線の兄弟 あっちいってこっちいって 反射する太陽光に丹田を貫かれ あり得ないほどに近い太陽は 各地各地に伝染し鉄を溶かす 鎧に身を包まなきゃ蒸発 夏の日差しに撲殺され 何百年前に戻った生活様式 駆け回る鉄の塊は自動駆動式 泣きわめく蝉は不老不死 金属の音が心地いい酷暑・極暑日 第三の目から大仏ビーム 青銅の生臭い香りを断ち切る大雨 いやそれは雨というより 一瞬の洪水に近い バケツをひっくり返したように 飛び散る吐瀉物 まだ生ぬるかった時代の夏は とうにお陀仏 涙を流して嗚咽する集団の はち切れんばかりの笑いを見て 遥かに見えるアイツの口からの 斜線を逆走する南無阿弥陀仏 おでこに出来た吹き出物を 掻きむしって掻きむしって 掻きむしって その手に残るのは 汗に滲んだ血液のような液体 形を変えて仏となった 6人の男の逆襲の日は 金属の音だけが 心地いい酷暑・極暑日 第三の目から大仏ビーム

6曲 | 2021

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