どうしてこうなって しまったんだろう もっともっともっと君と 隣にいたいのに考えるほど 涙で視界が滲んでいく あなたの寝癖は 僕にとっての特別で あなたの口癖は 私にとっての日常で それでも幸せは離れていくの 願って叶う簡単なものじゃないから 私の幸せは あなたが幸せでいること 僕の幸せも あなたが幸せでいること それでも忘れられやしない 気付いたら君が喉に戻っている どうしてこうなって しまったんだろう もっともっともっと君と 隣にいたいのに考えるほど 涙で視界が滲んでいく 感覚が痺れるほどに 酔ってしまって 目を醒したら 君が消えて 蜃気楼になっていく 置いて枯れる記憶に 追いつけやしなくて 何かの手違いだと夢をなぞった どうしてこうなって しまったんだろう ずっとずっとずっと二人で もう一度あの日に戻れるなら 君を連れて 淡く光っている 月明かりさえ 鮮明に夜を照らしているのに あゝ 答えのない先に 何かを求めて 走って 走って 走った 辿り着いた その先に