ランドセルを背負って 走り抜けた通学路は 今の俺じゃ歩いても早く 着いてしまう 薄めた情熱を歌うにしても 心の本音は書くだけになっても 涙は大さじ一杯しか我慢できない 笑って誤魔化しても背中が 泣いていた 毎日を遊んでた あいつの家の電話番号を 俺は覚えてる 今も覚えている 桜が咲いていた 残る命で 母とは何回見れるかわからない 涙は大さじ一杯しか我慢できない 笑って誤魔化しても背中が 泣いていた 殴られた頬よりも胸の方が痛みを 感じた 手ぶらで帰ろうぜ 忘れ物が無いように ランドセルを背負って 走り抜けた通学路は今も