冷めかけたコーヒーに 手を伸ばして 君が放った憂鬱を 飲み込もうとしてた 「まだ熱いね」なんて 無理におどけても いつもと違う苦味は 飲み干せなかった 自然に過ぎてく 時間の中で 不自然な僕らは 繋がっていた 青い思い出を巡る旅 君を探してた 飛べない羽を広げて いつか無邪気に 笑えたなら 子供の顔のまま 君を迎えに行こう 長すぎるトンネル 深夜のハイウェイ 空気読めないカーラジオ まだ冷めない朝 見ないフリした 思い出の瞳の奥に 光が照らされていく 古いアルバムをめくる度 懐かしい香りが 新しい風に溶けてく アイミスユー ささやかな幸せを 取りこぼさないように 1人歩いていく 陽だまりの中 駆け抜けた坂道 色んなことがわかった 震える夜に 君を抱きしめたなら すべてが僕を包んで いく気がして 青い思い出を巡る旅 君を探してた 飛べない羽を広げて アイミスユー ささやかな幸せを 取りこぼさないように 1人歩いていく 空も飛べないまま