かろうじて生き残った僕らは たいして意味のない日々を砕いて どうして息をするだけなのに こんなに諦めなければならない あの人、釣った魚に餌をやらない 身体ひとつひとつ宇宙みたい 頼りない青に纏われて あるとすればの世界 君だけなら知り尽くしても良いよ 完璧な水槽で 答えのない傷に縛られて 失くすとすれば未来 僕だけなら唄にしても良いよ 足が着くまで 刺さった時間と欠片を閉じ 込めたまま 僕らきっともうずっと沈んだまま 音のない夢に誘われて 盗んだ感性殺して 笑えないなら知らなくても良いよ 完璧な横顔で 嘘のない言葉にほだされて あり得ないくらい冷たい 本当なら探さなくて良いよ 見つかるまで 迷子になったら手を繋ごう それじゃもう遅いことは解っている 難しい話で誤魔化して たとえるならメロディー 歪んだ視界 言い訳でも良いよ 最低な手段さえも 終わらない理想を繰り返して 美しいのに、哀しい 忘れたいなら唄わなくて良いよ 足が着くまで