カタカナで「サヨナラ」 無邪気に響くよ 待ちきれず彼女が 結末を綴れば 水も枯れた場所で 群がるしがらみと 日暮れをともにする 優しい日曜日 夢を見るだけで 面白かった あの日が 輝いている 浮かない顔のまま チャチャチャは踊れないよと 幸せになれない 青い鳥のような 暗いメロディは ぼくの肩を叩いて なぐさめの つもりで笑う 恋人には なれなくても いつもそばで いてもいいのか 駄目なのか 聞けずにいる 雨あがりには 見えないだろう 恥ずかしくて 泳ぎながら歩く道路 手を離せば おばけみたいに 消えてしまう 奇跡も魔法も 恋人には なれなくても 素直になって 話をしよう きみの前を 通り過ぎていく 雨あがりのロード ひたひた音を立てて 歩いてゆくよ 僕ら笑い 続ける気がする また取り留めのない おしゃべりが続けば