君の雨に 濡れた瞳を そっと少し 舐めてあげよう 悲しみくり返して 忘れて消え去るまで ひとつふたつ時間を 巡りながら その雨を止めて 雲を枕にして ただ好きな人の手を握って 深く眠る 夜と共に 君の雨に 濡れた髪の毛を 三つ編みに 結ってあげよう 季節が押し出されて 変わる世の夢を見た 日差しが窓を割って ベルを鳴らす その雨は止んで 雲を手すりにして ただ好きな人と目を覚まして 息を吸った 朝と共に 未だ誰も途中の道で 青い空を見上げるだけ その雨を止めて 雲を枕にして ただ好きな人の手を握って 夜と共に その雨は止んで 雲を手すりにして ただ好きな人の手を握って 息を吸った 朝と共に