布団に吸いつく午前4時 化粧落とすのも面倒くさい 最後までキレイでいたかったけど 月と一緒に沈むわたし とてもとてもありがちな 恋のうたに手が届かずに スマホの遠くを見つめてる 理想はこんなにも眩しい 君に深く溺れて まるで息ができない 1人きりになると 情けないなぁって思うよ もしも連れ出してくれたら どこへでもついていくから 星が見えない狭い空で シロとクロが交ざったハイイロ 久しぶりに聴いた音楽を 懐かしくて好きになるように 私のことを思い出したら すぐに会いに来てほしい 君と深く溺れて 2人だけの世界 1人きりになれば 虚しいなぁって思うよ もしも連れ出してくれたら どこへでもついていくのに 街明かりに照らされた空 見つめ合う瞳はハイイロ パタンと絵本を閉じて 簡単に終わらせてしまえる? 続きを読もうとしても こっそり栞をぬかれているだろう アスファルトの雑草のままでも フラワーショップのバラになっても 何か足りなかったんだ 連れ出してくれたら ハイヒール捨てて裸足で歩く ほつれそうな私はハイイロ いつか連れ出してくれたら 私だけを見ていてほしい 現実なのか幻なのか 曖昧を描いたハイイロ 塗りつぶして