君が泣いたのが僕のせいだとしたら この苦いだけの チョコレートをおいしいと言えるか 君の欲しい未来に僕がいなくても この恥じらいのない煌びやかな空を 手に取れるか カメラに映る0と1で造られた 偽りの景色に 僕達は口を揃えて 「素敵だ」って言い張った 今日が昨日に追いつく時に僕は 泣いていた いつか来る終わりの声が 耳に聴こえたなら カラスの消えた空のオレンジに あの日とかわらない月が見てた 何も知らないふりをしていた 煮え切らない感情に今、憂鬱になる 今日が昨日に追いつく時に僕は 泣いていた いつか来る終わりの声が 耳に聴こえたなら しょうがない 君の言葉にはかなわないか 小さな針が深く刺さって 36度のほとぼりが冷めるまで君を 待とう 今日が昨日に追いつく時に僕は 泣いていた 静けさと香りが今もそこに 君が泣いたのが僕のせいだとしたら この苦いだけの チョコレートをおいしいと言えるか 君の欲しい未来に僕がいなくても この恥じらいのない煌びやかな空を 手に取れるか