移り行く景色は夢の心 差し込む太陽は現のより所 いつの間にか人ごみに消え 灰色の殺風景に 同化してゆく一つのシルエット モノクロの夜明けに 浮かび上がるプリズム そっと切り取ってポケットに入れて 青い箱舟に揺られて エルドラドに行く海の上で イノセントな 栗毛の少女にプレゼントした 小さな手のひらにある ロンサムワールドで 少女はお礼に 魔法のキャンディーをくれた 映し出す顔は罪と罰のラプソディー 汚れの無い幼き時 そればかりが美しく見え 気がつけば全てを見失っていた オレンジの城壁と 憂愁のルシファーが 希望の夜明けに交差した 遥か遠くの水平線 照らす朝陽に重なった 栗毛の少女の瞳 青い箱舟に揺られて エルドラドに行く海の上で イノセントな 栗毛の少女にプレゼントした 貼り絵のようなそんな ロンサムワールドは瞬き 3度で魔法のように消えた