少し怖いくらいだ 未だ笑えるなんて よせる思考の波で 胸が澱んだままだ 僕は 僕は 戻れない 歩き出した あの時に 誰も 彼も 年刻み 記憶の中の 君だけが変わらない ここは ある種異世界 みんな まだ気付かない 目の前で色が溶け落ちて 段々と薄らぐクロマ 色彩を失ったものは この場所か? この僕か? 僕は 僕は 戻れない 歩き出した あの場所に ここは 既に 修羅の国 人によく似た 何者かの境界 見上げた空を 灰が染める 灰の花が 散り積もり いつか 僕を 隠すまで 誰ぞそれを見届ける 形をさらう なだらかな稜線に lalala.. 悠久の風が吹く いつかはここに綴った 言の葉も塵と消ゆ