昔々ある所に 一人の男の子に恋をしている 女の子がいました。 彼女は大好きな彼に会う為に 今日もこっそり家を抜け出して、 秘密の仮面舞踏会へと 足を運ぶのでした。 「あ、大変!もうこんな時間!」 短い針が北を向いたら 今宵もドレスの準備をするわ 身支度はざっと1時間 それくらい大事なことなのよ 休む事なくヒールを履いて 月明かり頼りに駆けて行く 道程はざっと1時間 さぁいつもの場所へ 暗い森を抜けたら 秘密のお城 黒猫がお出迎えよ 早く しないと ほらね ほらね 鐘が鳴る ワォッ!! マスカレイド 仮面をつけてても素顔は メイクもばっちり可愛いのよ うるうるリップに ほんのりチーク うんだって うんだって 女の子だもん あたしの可愛いお顔はまだ あなたにはちょっぴり早いかも 全て見せちゃうのは 勿体無い その方が魅力的でしょ? だからまだ見せられないわ だーめっ! あぁ少し踊り疲れちゃったわ だけど休みなんていらないの 夜明けまできっと1時間 これからが本番よ 愉快な旋律に揺られて 心が高鳴るわ 時計もくるくる踊り出せば 朝が来る ワォッ! マスカレイド 魔法みたいなこの時間は あっというまに過ぎちゃうのよ ゆるんだリップに 天然チーク うんだって うんだって 幸せだもん 夜明けの前には帰らなきゃ 寝起きのママに怒られちゃう 意外とあたしはピュアピュアなの そこもまた魅力的でしょ? それじゃあまたね ごきげんよう アディオ〜ス! wow wow wow wow wow wow WOWO!! wow wow wow wow wow wow WOWO!! もしもあたしと手を繋いで ずっとずっと踊ってくれるなら 素顔を見せてあげなくもないわ さぁ今宵も鐘が鳴る ワォッ! マスカレイド あたしの可愛いお顔はまだ 実はまだ自信がないのよ 背伸びしたメイク 似合ってないかも それでも手を繋いじゃうの? 「ほんと?」 責任はちゃんと取ってよ 「絶対だよ」 それじゃあどうか一緒に 「踊りましょ?」 マスカレイド Chu Chu Chuluchu Chu Chu Chuluchu Chu Chu Chuluchu Chu Chu Chuluchu アイニージュウロクジノ マスカレイド! ヘイッ!