名前なき日々をこの地球の片隅で 密やかに穏やかに 過ごしていたのです 誰も気づかずに寂しくも一人きり 喜びも悲しみも知らずにいたのです ところがあなたが その扉の向こうから 埃まみれのガラクタに 名前をくれたのです 世界にひとつだけ 僕だけの宝物 call my name please call me by my name 名前のある日々はいつもふたりきり 鮮やかに華やかに色付いたのです 気づけばあなたは 見上げるほど大きくて それはもう素敵な大人に 変わっていたのです いつの日かあなたが 忘れてしまっても 悲しい時 辛い時 一人きり寂しい時 そんな時は僕のことを思い出してよ 明日は明日の風が吹いて 涙もきっと乾いて 悩み事や不安も消え去って please call me by my name 希望や理想は持ち寄って 世迷言や弱音は吐ききって そんな 都合よく上手くいかなくたって please call me by my name 愛おしき人よ あなたのその声で 僕の名を呼んでよ please call me by my name