細いあぜ道 バイクの後ろ 過ぎる景色を見てた頃 毎日の様に公園で 暗くなるまでキャッチボール 休みの日には あの防波堤まで 魚釣りに連れてかれる 冬になると朝のジョギング 後ろ姿を追いかけてた 窓際に座って背を向けて 僕に話しかける 昔よりも少し小さく見える 背中だけど 今も変わらない 憧れ 暑い夏の日、色褪せた トタン屋根のペンキ塗り レコードからはボブディラン 訳も分からず聞かされてた 道を外せば叩かれて 酒を飲めば絡まれて 煙草の煙、吹きかけて 口やかましくお説教 あの頃からすれば嫌だった事さえ 笑えます 当たり前のように こうして酒を飲める事が なんていうのかな? 幸せ 年おうごとに月日は早く 過ぎてくように思えてくる 今はどれもがありがたい 少し大人になったのかな? 窓際に座って背を向けて僕に 話しかける 昔よりも少し小さく見える 背中だけど 今も変わらない 憧れ 今の僕はどうですか? 自慢の息子になれてますか?