窓の外 広がる鈍色の世界 僕だけが 取り残された気がして 色のない世界に 慣れてしまっただけ 僕は大丈夫と そう言い聞かせてた 音も聞こえなくて 錆び付いた心に 飛び込んできたくしゃくしゃの 紙飛行機 何度も違うと悩んでは 書いたり消したり繰り返し そこには 「幸せ」の4文字 今までずっと忘れてた大事な事 後悔ばかり重なっていくけど きっと きっと どこにでもある 小さな幸せ探して 今を生きていこう 大人になるにつれ 失った心は もう取り戻せないと諦めてたけど 窓の外を見ると 雪の華舞ってた あの頃と同じものがそこにはあった 希望に満ちていたはずが 挫折に心ごと折られて 怖くて 僕を閉じ込めてた 幻想(ゆめ)の中 僕と向き合っていた 光さえ 怖かった日々にさよなら 今まで 僕の 鈍色だった世界は 光煌めきようやく色づく ずっと ずっと 夢を見ていた 未来の僕に会うために この素敵な世界と共に 今を生きていこう