夜がかけた魔法ほどいてみせてよ 「結び直したいだけなの」 暗がりで声もみえづらいね 「こんなところ 寂しいだけだよ ねぇ」 それで 完璧な夜を逃げ出していく 夜明けを避けていくよう 恋人たち だれの目にも映らないで 飛び込む 綺麗な水の中泳ぎながら 似たような形近づいて 溶け合うように 少しずつ終わる夏の匂いが 街の上に降り注いで あの工場に光る星のそばでも だれかれの日々が続いている それで 完璧な夜を逃げ出していく 夜明けを避けていくよう 恋人たち だれの目にも映らないで 飛び込んで綺麗な水の中泳ぎながら 似たような形近づいて ふたりだけの場所 きらめきが止んで 時が止まったようさ ふたりだけの場所 口づけだけあって ふたりだけの場所 口づけだけあって 夜明けを避けていくよう 恋人たち だれの目にも映らないで 飛び込んで 虹色のドアの前並べたら 似たような形近づいて 溶け合うように