これはただのイントロ ビートに乗った前口上 または前説 時折入れてくあいの手 VTR 回転 そりゃあ色んな事あって みんな大人になっていくんだ 海が見たけりゃ車乗って 道を飛ばして風起こしてんだ 背丈揃えた 稲穂がゆらり 影を落とす でんとした入道雲が フロントグラスの向こうで 蒸せた空気を引き連れ SQUALLを予感させてるんだ 喉が乾いて 立ち寄ったコンビニ 海はまだ遠い なんであの人に 好きと告げられずに 夏が通り過ぎるの? カ-ラジオから 少しノイズ混じり 君思い出すメロディー そして間奏 クールなギターリフとビート キミとどうにかなってる妄想 程遠い今現在に焦燥 修行僧のよう潰してく煩悩 もやもやと思い悩む主人公 シーンを変えよう どこかの国道 空からゆっくりパン アクション! 曇天の下電車待って やっと踏切渡るんだ 松林の間に 潮の香りがし始めるんだ ボンネットに熱 蓄えたエンジンを 切れば波の調べ 今日もあの人が くれた胸の痛み 浸るだけの苦み 恋わずらえば ただの日々も妙に 特別になる 降り始めたRain drops 砂浜描く点々( ドット) 足を止めた防波堤 帰り支度のライフガ-ド 閉じられたパラソル ただ見つめるだけの孤独 そりゃあ色んな事あって みんな大人になっていくんだ 海が見たけりゃ車乗って 道を飛ばして風起こしてんだ 夜が来る程 哀しみだけが 空を染める なんであの人に 好きと告げられずに 夏が通り過ぎるの? 口ずさむのは 少し調子はずれ 君思い出すメロディー 今日もあの人が くれた胸の痛み 浸るだけの苦み 恋わずらえば ただの日々も妙に 特別になる それぞれのソロ 絡みつつアウトロ 気がつけば 上がってるSQUALL 「その頃の僕らは」なんつって きっといくつになったって言うんだぜ 噛みしめ 当てはめて Shake Your Body 閉じ込めた熱が冷めるまで ズームアウト 海の遠景 オーバーラップ キミの潤んだ目 余韻に深く長くディレイ 波が引いてくようにゆっくりブレイク