天井の染みは 朝に現れ夜に消える 嵩張った憂鬱と 共に広がって行くよう 昨夜見た夢は 現実だったのかなぁ 膨らんだ染みを 見つめては眠り落ちる 僕を 笑うなら笑えよ 君にはわかるまいさ 君が欲しいものと 僕が手に入れたいものは いつも違っていた 明日で全てを 終わりにしようと 白い空に浮かんだ 靄が消えるのを見ていた 長かった夜を 越えて来た朝は 途方に暮れてた 僕をさらって宇宙に放った さぁ今僕は自由さ 笑うなら笑えよ 君にはわからないだろう 君が欲しがっていたものには もう何の価値もないな 僕は笑うよ 君なんかより上手に行きてゆく 今の僕に間違いなく君は勝てない 間違いなく誰も勝てない 天井の染みは ある朝なくなってた