最近会ってない「後ろ姿」 覆ってく錆びた日々に厭われて 老いた勇気も影に染って 蜿蜿長蛇長い列に並ぶ 「僕は夢に愛されなくなった」 って勘違いして 咲くはずだった夢を枯らしたのは 誰かのせいで 分かってない見合ってない なんてことないたわいない どうせ言えない 街に出たら被害妄想 暗い路地を 探している 泣いてしまったせいか 走り出して光求め ぶち壊せ 会いたくなったせいだ まだ見させて 花咲かせて 少年少女 くだらないジョークに苛ぐ まだ未体験で大変だ ナンセンスなイメージする 淀んだ空気に障る静かに 音も立てず闇の中 明日は来ない根拠は無い 道標はどこにも無い何も見えない それでも猪突猛進 要心 強く鐘を鳴らして 泣いてしまったせいか 前だけ見て光求め 振り立てろ 老いてしまったせいだ 涙を捨てまだもがいて 少年少女 走って捉えた 「後ろ姿」 握ったその手は 酷く冷たかった もう逃げない もう逃げない 寒くない枯らさない 離れない 惰性を投げ 今 描いて