ああ また始まった 光濡れて 瞼に重くのしかかる朝 夢を食べても飲み込めぬまま テーブルに身を投げ出し覗く 9時のニュースがやりきれなくて 頭をよぎる あなたの名前 おぼつかぬ手で水を飲み干し また目を塞ぐ 足りない 時も距離も 惑星となって あなたのいない 夜空を回るだけ 一番近く 一番遠く 一番近く 一番遠く ねえ 身をよじる程 眠れぬわけを 頑ななほど黙り続けて 泡と消えてく録画リストに 当てが外れた 今日の運勢 酒が抜けない 何もいらない 何を着ようか 背中丸めて 落ちそうな雲 駅へと急かす 宛てない 僕はついに 惑星となって あなたに雨を 静かに注ぐだけ 一番近く 一番遠く 一番近く 一番遠く 触れただけで崩れ去る水滴 後戻りなどないジェットコースター 駆け巡るその全て一緒くたに 瞬く間に空の塵に where you go もう額縁の中 閉じ込められた 青に大きな穴が開いてた 掴むものさえ 見つけられずに 遠く落ちてく 糸切れた凧 愛していると また知らされる 消えない 声も影も 惑星となって 木漏れ日のような あなたの微笑みの 一番近く 一番遠く 一番近く 一番遠く where you gone