八十夢逃避行

歌詞

ながめたミライはまぼろし あふれる孤独の泡で 包まれてゆく…溺れそうだ 宵闇に光が漏れてゆく 空はモーヴ 静かで 絶え間なく続く 鮮烈なフラッシュバック 容赦なく過去 見えてしまう かがやくキセキはまぼろし 空虚で切なる願い どんな時代(とき)にも 叶うことはない 逃がして欲しい今は 不自由が追ってきて 捕まって仕舞えば どうせ戻るのだから 此処ではない何処か 目指して走っても迎える 冷たい 夜明け 罰のように 声を押し殺している間に なぜ?心の色も褪せてしまう あゝ 突き出たコトバはいつわり 真っ赤な鬼灯のように 手で潰せば ひとつきり 記憶に触れて気づけただろう? 最初から本当は 望むものを抱いていると… そう、だから 認めるのが怖い 逃げる程に全て 理解(わか)ってしまうから 未来(さき)へ進むよりも 昨日に留まれば 小さな願望(のぞみ)など 捨ててしまえるのに 此処ではない何処か 目指して走っても迎える 明日を 現実(いま)を 償おうか 償えばいい