シェイクスピアの芝居にゃ たくさん出てくるぜ 自分じゃ何もできねえ ゴーストが [たとえば?] ハムレットの親父さんは 墓場を抜け出し 愛する息子に 復讐頼むだけ(それだけ) 情けねえな(ほんと) でも 俺は違う(違う) 人間の魂 麻痺させ 力を奪う(ワ~オ!) その気になれば(ああ) ひとにとりついて (ひとにとりついて) 殺しもできる(ワ~オ!) [よろしくお願いします。] [まだ引き受けてねえよ。] [ゴーストはひとを 襲うんですよね?](ウ~ウ~) [とは限らねえ。](ハ~~) ヴァンパイアは人間の 生き血吸う陰気なやつら ガブリと噛みつく相手求め さまよう(さまよう) 不気味だぜ(ほんと) でも 俺は違う(違う) 空気のエネルギーが 力になる(そりゃすごい) 人間には(ああ) 頼らねえ(頼らねえ) どこでも平気だ(ワ~オ!) [空気のエネルギー?] [空気中の「霊気」 ってヤツをとりこむ。 霊気が体中をめぐって力になる。] [空気さえあれば、 どこでも大丈夫なんですね?] [そう。自由に動ける。] うらやましい うらめしい クリスマスキャロルの亡霊は 古臭すぎる 罪の鎖をジャラジャラ 引きずり歩く(ジャラジャラ) 不自由だな(ほんと) でも 俺は違う(違う) どんな壁も(ああ ああ) 通りぬける(ああ ああ) 自由自在(ああ ああ) 風にのれる(ああ ああ) 空も飛べるさ(ああ) [お先に!] 誰より自由だ どこでも 行けるのさ