朝を告げて差し込む光 あなたは変わらず笑う 静かに流れる時間にも 何かが零れ落ちていく 思憶うよ 出会ったあの日のことも 二人で笑って 哀しんで 泣きそうになったことも ぜんぶ 今も繋がっている いつかすべてがなくなるさだめでも わたしは確かに生きていられた それをこんなに強く感じるのは あなたが隣にいてくれたから だから ありがとうと握ったこの手 もう少しだけ 長すぎたと思った人生が 嗚呼、こんなにも あなたは何を思うだろう わたしがいなくなったなら やっぱりこんな世界なんて そう言ってナミダするのかな それでも あなたは前を向いて欲しい そこにもあなたのいる場所が あると信じているから きっと 何も変わらないから ひとがだれかといっしょにいきるこ と そこに存在ることを認めるのなら 生きている証のそこにあること それがヒトとして生きることだと いつか その手を取るあなたとともに 知っていったんだ いつか覚めない夢の中で 独りさみしそうにふるえていた [キミ]へ そしていま わたしを追い越していく[あなた] の姿 誰よりも誇りに思うよ うしなわれゆくものをただなげくよ りも 希望のうたを歌う姿を 夜空遠く輝くあの月のように 明日を目指して照らす姿を ずっと 遥か遠く向かうあなたを 見届けるまで だから ありがとうと握ったこの手 もう少しだけ……