誰にも 言えない みじめな気持ち 風にぶつけて 歩くよ 夜更けの町を どこまで 行こう 汚れた のら犬 ひとこえ吠えた 俺もお前も 仲間さ いつでも愛に はぐれてしまうよ いつでも 別れたあの娘が好きだ どうして あの娘に あの娘に それがわからないの こんな胸の裏 だから だから 俺は 愛情はぐれびと 最後のたばこに 火をつけながら ここの坂道 登れば もうじき朝か 東の空は それでも 晴れない なおさらつらい ひとりあの部屋 戻って いい夢なんか見られぬ 訳など無いのさ 別れたあの娘が好きだ それなら あの娘を あの娘を なんで奪えないの たとえ泣かしても だから だから 俺は 愛情はぐれびと