霧掛かった遠い夜空 生温い風が頬撫でた 白く研ぎ澄まされた夢 理不尽に時を刻む 時計は見て見ぬフリで 無力な自分を呪った うしろのしょうめんだれだっけ おもいだせない 手にした刃の先には私がいて 壊れた世界が笑う 真実は何処にあるの 手探りでも確実に近づいた 運命、宿命、私は、負けない 幻になる前に 鬼さんどうぞ手の鳴る方 欲望、絶望に満ちた 蜜の味はいかがですか? 一度咲いてしまった花は もう二度と花弁には 戻れないと知っていた うしろのしょうめんくらやみで みつけたしめい 手にした刃の先には私がいて 壊れた世界が叫ぶ 選択を誤るなと 天秤に掛けられた理想論と 偽善と、皮肉が、私を、邪魔する 手遅れになる前に ああ私のこの力は 私だけのものじゃないから 掲げた正義の為に 心を剣へと変えていく ああ 手にした刃の先には私がいて 壊れた世界が笑う 真実は何処にあるの 手探りでも確実に近づいた 運命、宿命、私は、負けない 幻になる前に ああ