僕が生きたことの全てを 美しいメロディーに乗せて 街の灯りに揺られて ぼんやり降る雪と混ざり 解ける 僕が生きたことの全てを 空を泳ぐ夜汽車に乗せて 心ごと遠く遠くへ 誰も知る由もない 何処か優しい場所へと 連れてって 暖かに包まれた 繋いだ両手 あの子の様に そしたら自分を傷つける事はないよ 夜に咲いたカシオペア 眺めて 「死」して生きる”価値”と 悟った ただ僕は 生きて 生きて 生きて行けたなら ああ あなたが 愛したあの季節になりたくて 「一緒に死んで」と優しく頷いた 誰かがいる世界を想像して 一人でいけるよ また裏切って 願った あなたの幸福を ああ 勘違いも甚だしいのだけれど いつか僕を思い出して あの空の上でギュッと 抱きしめてほしい 僕が生きたことの全てを 誰かの映画のエンドロールに載せて 小さな文字を見つけた これからの 誰かの日々を 照らしたいんだ いつかあなたと二人で 街が立てる音を着飾って どこに向かったって どこにも行けなかった心が 居場所が満たされて ララルララ 「僕の正しさ」 なんてさ僕だけのもの だってそうでしょ? 今夜は記念日だ 揺れる命にあなたを重ねて ただ僕は ただ僕は 生きて 生きて 生きていけたなら ああ あなたが 愛したはずの僕になりたくて 「一緒に死んで」と優しく頷いた 誰かが居る世界を想像して 一人で行けるから また裏切って 願った あなたの幸福を ああ 勘違いも甚だしいのだけれど いつか僕を思い出して あの空の上でギュッと 抱きしめてほしい ラララ