37・ゴールデンロード

歌詞

春の黄砂が舞う　今年の３月 サクラのつぼみがピンクになった もうすぐやってくる 誕生日の事を珍しく考えていた 自分のやりたい事をただひたすらに ただ　ガムシャラにやり 続けてきたけれど もう　今さら　戻れる場所もないし 戻る気もサラサラ無いし 時の海に　揺られながら 例えそれが　回り道でも かまわないのさ オマエだけのゴールデンロード ３７になって 世の中がまた分かって来たよ ３７になって　初めて分かる事 ３７になって 笑いジワが少し増えたかな ３７になって　積み重ねる努力 正直な話　２０代の頃じゃ 気付けなかった事が山ほどあってさ それが　ひとつづつ分かってく事が 宝探しみたいなんだ ただひたすらに ただ自分のためだけに走り続けて 来た事が いつの間にか 「誰かの笑顔」のために　って そう変わって行くのさ 時の海に　揺られながら 田舎にいる かぁちゃんやオヤジや弟の事を 想い出しては　みるのさ ３７になって やっと受け入れた事もあるよ ３７になって　分かる人の痛み ３７になんて 見えない！ってよく言われるけども ３７になった　さぁ いくつに見える 頑張ってたアイツが　突然倒れた 生命（いのち）はまるで風前の灯 だけど　燃えさかる様な生命の力を 僕たちは知っているんだ 青春のヒーロー佐野元春氏が 言ってた １０代には　１０代の　２０代には ２０代の　３０代には　３０代の 世代ごとに違う　それぞれの someday　がある 時の海に　揺られながら 例えそれが　回り道でも かまわないのさ オマエだけのゴールデンロード ３７になって 世の中がまた分かって来たよ ３７になって　初めて分かる事 ３７になって 笑いジワが少し増えたかな ３７になって　積み重ねる努力 ４７になって そして５７になってなって行くよ ６７になって　７７になる ８７になって　９７で風に吹かれて １０７歳まで　ステキ老いぼれろ