憎しみと欲を抱いた アスファルトの味がした あっけないくらいに 灰と化してくんだね 夢見心地夏のソーダ 吐き出した架空の童話 カーテンを揺らす風と 魔性の笑顔 あどけない仕草が 剥がれかけたプライドを そっと撫でて 卑屈な言葉で侮辱する 巻き戻せない虚しさと 背中合わせで向き合った 今夜の月が不気味に綺麗だ 傷つけて傷ついた 悲劇のヒロインになった 足枷絡まって解いてるんだね 背伸びしてるオーガナイザー 間に合わせの音を鳴らした 肝心な心は埋められないんだね 狂おしさと愛しさが 僕の上で踊っている 両手を掴んで支配したいのは 未来じゃない 譲れないもんなら 君にだけくれてやる 綻びになった哀の言葉 これからの事は また話そう