さあ 指先伸ばしたその瞬間 おいそれと起きる感覚器官 上下右左右 狂ったように押しまくるボタン 「あなたの前では 素直になりたいの」 どこかで聞いた声が響いた なにもないフリして目を閉じた ああ 答え合わせの毎日が このまま続くのなら もう消えたいなんて 心にもないこと言っちゃって 何度だって何回だって また踊り始めるんだろう 誰でもないの私だって 痛いくらい青く染めて ラストダンスは求めないで このまま このまま ありもしない明日をまた思うの もう少しだけマトモになりたい あなたのようにマトモになりたい 支離滅裂私利私欲理論を 信じるマトモなあなたになりたい 「このまま朝まで 踊って灰になるの」 誰かが言った だからもっともっと回って もっともっと回って もっともっと嗤って もっともっと汚して もっともっと もっともっと もっともっと もっともっと 消えないくらいの気持ちがないなら 消しちゃって 何度だって何回だって また踊り始めるんだろう 誰でもないの私だって 痛いくらい青く染めて ラストダンスは求めないで このまま このまま ありもしない明日をまた思うの あなたがそうだというなら それが正しいんでしょう どうでもいいけど私は まだ踊るわ 何度だって何回だって また踊り始めるんだろう 誰でもないの私だって 痛いくらい青く染めて ラストダンスはもう止めないで このまま このまま ありもしない明日をまた思うの